辛かったけど良かったこと
お久しぶりです。鈴音です。
皆さんには辛かったけど良かったなぁと思えることはありますか?
自分にはあります。
それは児童養護施設に入っていたことです。
自分は小1の3月から中1の3月まで児童養護施設にお世話になりました。
自分が入っていた理由は親の育児放棄でした。
親と離れて過ごすことは当時の自分にとってとても寂しかったでしょう。
でも、いい事が沢山ありました。
《施設のお小遣い制度のおかげで今金銭面の管理ができるようになっている》
ずっと親の元にいた場合。
母子家庭でお金に余裕のなかった我が家ではお小遣いはありませんでした。
そのくせ、金遣いの荒い母親。
正直もし、親の元にいたら金銭面の管理はできない人になっていたかもしれません。
《職員の手伝いで身につけた簡単な料理》
施設によって様々ですが、自分の所は寮で職員がご飯を作っていました。
その手伝いをするにつれ、少しずつではありますが料理を覚えました。
《なかなかできない経験をさせて貰えた》
毎年夏休みにある旅行、秋頃に正体である自然教室、ある年から突然始まった青森ホームステイ、時には冬にスキー旅行。
様々な場所に行きました。
海、飛び込み、サイクリング、山登りなど毎年たくさんのことをさせてもらいました。
この他にも良かったことは沢山ありました。
歳の近い言わば他人がひとつ屋根の下で過ごす訳ですから喧嘩も絶えなかったけれど。
何を言いたいかと言うと、児童養護施設に入っていても可哀想なことは無いんだよ。ということです。